エンジンの知識

エンジンは車を動かす為の原動力を生み出す機械です。
ミニ四区で言う、モーターです。笑

車の心臓部分がエンジンで、血液がエンジンオイルと言われています。
エンジンの種類は一般的には
レシプロ、ディーゼル、ロータリー、ハイブリットの4種類があります。

レシプロエンジン

レシプロエンジンとは、もっとも基本的なエンジンのこと。
ロータリーエンジンを除く全てのエンジンを指します。
レシプロエンジンには、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンがあり、
ガソリンエンジンの場合は、2サイクルと4サイクルに分類されます。

ピストンがシリンダー内部を往復して発生する直線運動の力を、
クランクシャフトを介して回転運動に変えるエンジン。
簡単に言うと、混合気(燃料+空気)の爆発でピストンを動かし、
その力を利用して車を動かすエンジンです。

吸入・圧縮・膨張・排気という一連のサイクルをクランクシャフトが
2回転する間に行うものを4ストロークエンジン、
1回転する間に行うものを2ストロークエンジンと言う。

かつては軽自動車などに2ストロークエンジンが採用されていたが、
現在の4輪国産車は全車が4ストロークエンジンとなっている。

 

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ロータリーエンジン


ロータリーエンジンとは、往復運動ではなく、回転するローター(ピストン)を用いており、
その運動を直接回転運動として取り出せる4サイクルエンジン。


ローターと壁の間にできる容積がローターの回転とともに変化し、
吸入→圧縮→膨張→排気の行程が3つもあり連続して行われます。

ロータリーエンジンは、レシプロエンジンと比べて
振動が少く、音が静かで、高出力です。
さらに、部品が少ないため小型で軽量なので
コストが下がるのが良い点です。
しかし、燃費が悪く、オイル消費量が多いです。

ロータリーエンジンを開発しようとしたのは約200前ですが、
このロータリーの理論は、蒸気機関車を開発したイギリスのジェームスワットをはじめ、
多くの発明家が挑戦しましたが、ジェームスワットですら1782年に
ロータリーエンジンの開発を放棄し、他の発明家もだんだん放棄していきました。
しかし、1929年西ドイツのエンジン技師のフェリックスバンケル博士により
ロータリーエンジンが誕生しました。
現在はロータリー車を製造してるのは、日本のマツダ自動車のみです。

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ハイブリッドエンジン


ハイブリッドエンジンとは、エンジンとモーターという、二つの動力源を組み合わせたものを言う。
走行状況に応じてエンジンとモーターを効率的に使い分けることで、
驚異的な低燃費、低排出ガスを実現する。

走行中、ブレーキング時の制動エネルギーを回生することで充電するため、
特別な充電システム等は不要。
燃料はガソリンであり、使い勝手は一般のクルマと全く同じです。

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ディーゼルエンジン

ディーゼルエンジンは、吸入行程でシリンダー内に空気のみを吸入し,
高温・高圧に圧縮してインジェクションノズルから燃料を噴射。
そして自己着火によって燃焼・爆発させている。
また,スロットルバルブがないため吸入空気量は回転速度,
負荷によらずほぼ同量 のため、燃料噴射量を調節してエンジン出力を制御しています。
そのため、ディーゼルエンジン専用の燃料装置が必要となります。

ディーゼルエンジンは、大型自動車や、鉄道車両(ディーゼル機関車・気動車)、
建設機械、農業用機械、船舶などのエンジンに利用されています。

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